ざかっぷセンチネル

♛∇♛)✧:ザカさん ;◕ω◕):僕

【そこまで】続・「関西弁は廃止すべき」論【暴論か?】

♛∇♛)✧「くり返すけど『バイキング』での小木さんの発言『関西弁をなくすべきじゃないですか』を私は暴言とは思わない」

;◕ω◕)「芸人さん枠としての仕事を果たしてる感はあるよね」

♛∇♛)✧「TVでの『~やん』『~やで』の氾濫には苦虫噛みつぶしてる人もいるでしょうしね♪ その意味で小木さんのあの発言は、ある種の悲鳴…【東のお笑いの断末魔】にも聞こえるの」

;◕ω◕)「!?;」

♛∇♛)✧「関連してこの本から引用します。司馬遼太郎さん(上方人)と作家の永井路子先生(関東人)の対談」 

八人との対話 (文春文庫)

八人との対話 (文春文庫)

 

司馬 〔……〕『日本書紀』天智四(六六五)年に「百済の男女四百余を近江に置く」、同五年に「百済人二千余を東国に置く」、天平十八(七四六)年に「新羅人を東国に置く」。この聖武の時代あたりが関東のあけぼのと見ていいのではないでしょうか。〔……〕坂東武士の先祖は、やはり入植渡来者と非常に関係があると思うんです。

♛∇♛)✧「そして司馬さんはこう続けるの♪」

 子供のときから、東京弁というのは不思議な言葉だと思っていたのですよ。(笑)日本人は、とくに上方の人間は、子音が詰まった形では発音出来ない。ところが東京の人は、それを平気で発音出来る。「なんちゃって」と言うでしょう。そしてトゥングースの言葉も子音をどんどん言うんですよ。要するにこのころから東の言葉があり、西の言葉があったことははっきりしている。

;◕ω◕)「『言うてもうて』『言っちゃって』の違いだね。やっぱり上方言葉の方が古文ぽい感じ?」

♛∇♛)✧「文楽人間国宝の竹本住太夫さんも『楽屋で若手が「ちゃって」「ちゃって」と言う。大嫌いや』と講演でこぼしておられたわ♪ で、司馬さんの言葉に対談相手の永井先生はどう答えたか」

永井 非常に雄大なお話でしたけど、母音とか発音の関係には、わたしのきわめて低次元な実感からいいますと、やはり気候の差があると思います。関東のからっ風というのは、特殊な作用をしている。はっきり言えば、口を開いていられないんですよ。〔……〕口をまともに開けてはしゃべられない。話をするにも、優雅に母音を発音しているひまがないくらいに、タッと早く喋るわけですね。ですからだんだん詰まっていく。

♛∇♛)✧「司馬さんの説、全スルー♪ 普通こういうときって『面白い』とか『それもあるかもしれませんが』とまずは受けてから話すものじゃないのかしら?」

;◕ω◕)「いろいろ理由は取り繕えるだろうけど…デリケートすぎてこれ以上は言いにくい…;」

♛∇♛)✧「牧草地帯、強風、騎馬武者、馬賊関東ローム層地域とトゥングース地方って似てるといえば似てるのよね」

;◕ω◕)「その話はそれくらいに…;」

♛∇♛)✧「ただ、上方言葉を『優雅に母音を発音』と持ち上げてくださってるのは素直に嬉しいわ♪」

;◕ω◕)「……;」

♛∇♛)✧「さらに言うなら、永井先生の説は説で墓穴を掘っているのかもしれない♪」

;◕ω◕)「墓穴!?」

♛∇♛)✧「『口を開いていられない』って…それじゃおちおち笑ってもいられないでしょう?」

;◕ω◕)「ええっ!? ここからお笑いの話に帰るの!?;

♛∇♛)✧「御説に従うなら【笑いも言葉も雑になる】ってことじゃないかしら?」

;◕ω◕)「笑いと言葉が雑って…それってもう【思考自体が雑】って言ってるのと変わらないんじゃ…;」

♛∇♛)✧「東大理Ⅲの標準語は上方言葉ともよく聞くわ♪ つまり大阪語を廃止どころか標準語にすれば…

;◕ω◕)「……雑に雑で返すスタイル?;」

♛∇♛)✧「雑で真実を突いてみました♪