ある日、強烈な西日が射しこんで
ある日、僕の部屋に強烈な西日が射しこみ、彼女は現れた。
♛∇♛)✧「私は精霊界からやってきた【大阪の精】ザカラムーシュ! よろしくね♪」
;◕ω◕)「大阪の精!? そのザカラムーシュさんが…なぜ僕の目の前に?」
♛∇♛)✧「あなたは大阪が【大坂(おおざか)】と呼ばれていた時代があったことをご存じ? 私はこの大阪に…大坂時代のエナジーを取り戻してもらいたいの!」
;◕ω◕)「…なんで?」
♛∇♛)✧「私が弱ってしまうからよ! 土地精霊というものは、そのエリアが輝くことによって養分を得るの! エリアの輝きは人の輝き…ここに住み学び働き遊ぶ人たちが元気になれば私の血色も良くなるのよ! 一時期よりは相当マシになったけど…まだ足りない! そこで私みずから直々にやって来たというわけ♪ あなたヒマでしょ、手伝って!」
;◕ω◕)「そりゃヒマで大阪住みだけど…なんで僕なの? そういうのは政治の人とかに言った方が…」
♛∇♛)✧「理由があるの♪ あなたでなければならない理由が♪ 今は言えないけど♪」
;◕ω◕)「よくわかんないけど…ヒマだから手伝います;」
♛∇♛)✧「よろしい、では質問♪ 大坂と聞いて思い浮かぶのは何?」
;◕ω◕)「大坂夏の陣…とか?」
♛∇♛)✧「いいわね! そう、アレは戦国の世をしめくくる戦い…大河ドラマの『真田丸』も記憶に新しい! そしてこの戦(いくさ)を題材にしたゲームがあったわね?」
;◕ω◕)「ああ『戦国無…」
♛∇♛)✧「正解!『戦国BASARA真田幸村伝』! このゲームを作った会社『カプコン』が大阪の会社だって知ってた?」
;◕ω◕)「へー!知らなかった!」
♛∇♛)✧「なんだか嬉しくなってこない? あのバイオやモンハンが大阪発だって!」
;◕ω◕)「嬉しい…!」
♛∇♛)✧「元気出る?」
;◕ω◕)「元気出る! …あれっ!? ザカラムーシュさんの顔の色つやが良くなっていくよ!?」
♛∇♛)✧「あなたの喜びは私の養分! あなたがカプコンゲーを遊べば、それもまた私にチカラをくれるの!」
;◕ω◕)「大体わかってきた…♪」